関内の老舗天婦羅「天七」 お得な予約方法も
関内で天婦羅の名店と言えば「天七(てんしち)」、と言われる昭和40年創業の老舗店。
見えないこの扉の内側、気になりますよね。
新しくなった天七さんの暖簾をくぐってみました。
関内駅から馬車道通りに入り、りそな銀行のある十字路を左手に入ったところにあります。
かつて馬車道名物で惜しまれつつ閉店したパン屋さん「レェ・グラヌーズ」の跡地に2016年11月に移転。
かつては住吉町1丁目(横浜スタジアムの方)にあったのですが、震災被害でビル取り壊しとなり、より馬車道に近い現在の位置に落ち着いています。
一歩入ると、意外にモダン。
女将のご挨拶をいただいて、靴を脱いであがります。
女将のお着物の着こなし、立ち居振る舞い、笑顔が素晴らしいです。
靴を脱ぐと、外界との切り分けがより明確となり落ち着きます。
コースなので予約が必要です。
この店の予約は一休レストランからで一択です。ぐるなびを見ても予約は一休に飛んじゃいます。
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夜のコースメニューは、月8,500円、雅12,000円、夢15,000のコースの3択(税、サービス料別)。
ベーシックな「月」を選択、お酒は山形の純米吟醸をチョイス。
すーと口残りが消えていき飲みやすいお酒です。
では料理のスタートです。まずは先付けから。
天婦羅のスタート。1品目は車海老のお頭から。
こちらの天ぷら油はごま油と独自のブレンドとのこと。椿油を使ったコースもあるそうです。
サクサクで香ばしい。噛んで海老の香りと食感、うま味が楽しめるスタート。
塩でいただきます。奥から、藻塩、笹塩、カレー塩、抹茶塩。
大根おろしと天つゆもあります。
素材によってオススメの食べ方のアドバイスがあります。
写真を見てお気づきでしょうか?
そうです、油を吸う紙が汚れていません。1品ずつ、紙が取り替えられ適宜油を吸ってくれます。口に含んでも油っこさはありません。
揚げ台にはダクトがついており揚げたそばから油を含んだ空気が換気されていきます。部屋に油の香りはほとんどしません。こういった客への配慮ある設備は高級の新店だからこそ。
先代が考案したという、穴子食べ方。大根おろしにレモン汁、抹茶塩。
コースにはありませんが、旬だったのでアスパラを追加しました。
締めは天茶漬け、天丼、別盛から選べます。
さらさらと入るお茶漬け。ほうじ茶の出汁がさっぱりしています。
付け合わせのお新香が絶品。
連れはかき揚げの天丼を。パンチが効いて締めにちょうど良いです。
カウンターでのお食事はここまで。
となりの小部屋で食後のデザートです。
重厚な家具にこだわりの調度品、ペルシャ絨毯。
こじんまりとしたお部屋でどっしりと寛ぐことができます。気取りすぎてないのが良い。
グレープフルーツジュレと煎茶を頂いてコース終了。
お手洗いもピカピカに磨き上げられて水滴ひとつなく美しい管理。
お香が空気を清浄にしています。
お写真を見て、みなさんの感想はいかがでしたか?
長年の鍛えられた揚げ技で、美しく、計算された天婦羅。外界から遮断されたくつろぎの空間です。
この日は雨の平日でしたが、客層はご年配の富裕層がメイン、外国の方もいました。場所柄、ご同伴といった感じでしょうか。
料理はどれも美味しくサービスも一流ですが、食べ盛りの若者には若干量が足らないかもしれません。
このお店は、記念日利用に最適です。大切な人と訪れた時、期待を裏切らないおもてなしが良い思い出を作ってくれると思います。
裏の話でなんですが、天七さんは現在は横浜のとある飲食経営会社によって運営されています。
若い客層へのアピールもあってか、ネットを使う世代にとっては「一休レストラン」から予約ができます。
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お高めのレストランだけに、少しでも還元して楽しみましょう!