変わらぬ美味しさを伝える謝甜記本店
行列を避けるなら朝イチで
横浜を代表する中華粥と言えば謝甜記ですよね。
お店がころころ変わり続ける中華街ですが、謝甜記本店は変わらぬ美味しさを提供してくれるお店です。
えびしうまいや油条(中国あげパン)は代々受け継がれており、毎朝手作りしているそうです。
行列を避けるなら朝イチで頂くのがおすすめです。たいてい並ばず入れます。
やっぱり中華粥は朝で。土日は朝9:00から営業なので朝食におススメ。
開店時と、17時すぎなら比較的空いています。
メニュー
お粥に合うトッピングの中でも揚げ餃子は食べ応えたっぷり
お粥の具材は底に埋まっているので、レンゲで掘り出す楽しみがあります。
粥自体に塩味が強く量もあるので単体でも楽しめますが、トッピングを頼むと飽きずにより楽しめます。
数あるお粥の中でもお店イチオシは貝柱粥。
粥以外のフードメニューも充実。麻婆豆腐は日本人にも食べやすい味になっています。
値段とサービス
値段は観光地価格なのでコスパは期待できません、むしろ高めと思っておきましょう。
サービスは中国式です。
貮号店は本店とは若干味が違います。
謝甜記本店
平日10:00~21:00(LO:20:25、14:55~16:30は準備中)
土日祝:9:00開店
出会った味を楽しむのも一興
テーマパークのようで楽しく活気ある中華街は、美味しいものたくさん。
でも、横浜の人に「チャイナタウンの美味しい店はどこ?」と聞いても、あまり明確な返答が返ってこないことも多いと思います。たいていは祝い事や特別なシーンで老舗店に行くくらいしか用がないからです。そして、今も変わらず美味しいか不明だからです。
ぶっちゃけて言うと、中華街はすぐにつぶれては新店ができ、シェフはしょっちゅう交代、値段は高騰するばかり、というのが率直な地元人の印象でもあります。火事もちょいちょい。結果、街は美化されて行きましたが。
「あのお店もうない。リーズナブルで美味しかったのに。」
「あれ、このチマキまた値上げ?もう手が出ないな。。」
なんていうガッカリがあるからかもしれません。
みなとみらい線が埼玉方面までネットワークを拡大してからは特に、もはや価格が質・量ともに釣り合う店を探すのは一苦労。
もちろん、街の中核となる老舗や良心的な店の努力を否定するものではありませんが。
お店も味も値段も頻繁に変わるという事情から、中華街の食レポは難しいです。作り手が変われば味も違って当然です。なので、グルメサイトの中華街の口コミ評価はあまりアテにできないと個人的には思っています。
このサイトでは、中華街は特に、長年変わらぬ味を維持していると思える店のみレポートします。
とはいえ、運だめしのようにそのとき出会った料理を楽しむのも一興!
「期待したものと違った」、「期待以上に美味しかった」、そんな体験が待っているかもしれません。
それも含めて中華街の魅力なのだと思います。